火星が西の空に傾く夜半ごろには、天頂から南の空には秋の星座が広がっています。秋の星座は明るい星が少ないのですが、ペガスス座から連なるアンドロメダ座や、その南に見えるおひつじ座、反対の北の空にM字型に輝くカシオペヤ座など、見つけやすい星座もたくさんあります。
そして、東の空にはすでに冬の星座も昇ってきています。空の高いところにはぎょしゃ座のカペラやおうし座のアルデバラン、その南側には冬の星座の王者オリオン座のベテルギウス・全天で最も明るい恒星のシリウスのあるおおいぬ座・そしてこいぬ座のプロキオンが冬の大三角を形作っています。夏の大三角と冬の大三角が同時に見えるのも、この時期だけですね。
その冬の大三角より少し北側に光る明るい星が土星です。これからの季節は土星も観望の好期になります。土星を望遠鏡で見ると、右の画像のようにくるっとドーナツ状の輪が取り巻いている様子を見ることができます。
土星の輪や火星表面の模様は、口径6cmクラスの望遠鏡から見ることができるようになります。当社オンラインショッピングで紹介している望遠鏡も、最も小さなもので口径6cmですから、充分見ることができます。是非あなたの目で確かめてください!。
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