朝の空気が日に日にやわらかくなり、春のにおいが少しずつ香る頃になりました。こげちゃ色の地面のあちらこちらから、新しい芽が春を感じさせてくれています。



木星と土星
20cmシュミットカセグレン望遠鏡
デジタルカメラで撮影

 夜空の方は、まだ宵の夜空には冬の星座が勢ぞろいしています。3月10日ごろの星空のようすを見ると、天頂から西の空には冬の星座が堂々と輝いていて実ににぎやかです。冬の星空というと、まず思い浮かぶのがオリオン座でしょうか。この時期19時ごろ真南にやってきます。このオリオン座の一等星ベテルギウスとリゲルをはじめ、おうし座のアルデバラン・おおいぬ座のシリウス・こいぬ座のプロキオン・ふたご座のカストルとポルックス・ぎょしゃ座のカペラなど、冬の星空には明るい星がとても多く、太平洋側では澄んだ夜空にキラキラと輝いてとてもきれいです。そんな星空に、今年はさらに明るい2つの星が天頂近くに輝いています。

 おうし座にいる土星は昨年12月4日に、木星は今年1月1日にそれぞれ「衝」(太陽と地球・外惑星が一直線に並ぶ=いちばん良く見える)を迎えました。土星は望遠鏡で見ると丸い本体のまわりをくるっとドーナツ状の環が取り巻いている様子をみることができます。3月20日の宵には、この土星が月に隠される土星食という現象も起こります。詳しくはこちらのページをご覧ください。

 ふたご座にいる木星は、今年1月1日に「衝」を迎え、一晩中夜空に輝いて見えています。望遠鏡で見ると右の画像のようにしま模様をみることができます。また、望遠鏡やちょっと高めの倍率の双眼鏡でみると、木星のまわりをまわっている「ガリレオ衛星」と呼ばれる4つの衛星が、一直線に並んでいるのも見ることができます。

 土星の環や木星の縞模様は、口径6cmクラスの望遠鏡でも見ることができます。当社オンラインショッピングで紹介している望遠鏡も、最も小さなもので口径6cm。ですから、充分楽しんでいただけると思います。

 また、2月に静岡県ののアマチュア天文家が発見した彗星が、すでに肉眼でも見えるほど明るくなって夕方の西の空に見えています。これから4月にかけて私たちの目を楽しませてくれそうです!。詳しくはこちらのページをご覧ください。

 ゆっくりとやってくる春の空気を感じながら、是非星空を眺めてみませんか?。

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