日が沈む時間も早くなり、秋の夜長を過ごす時間も少しずつ長くなってきています。皆さんはこの秋をどのように過ごされるのでしょうか?。読書も良し・おいしくなった味覚を味わうもよし。でも、夜空にも面白いことがたくさんあります。今年の秋は、是非夜空をじっくりと見てみませんか?。きっといままで気づかなかった新しい発見があると思いますよ!。 |
今年の秋の夜空はまさに惑星三昧です。この秋の東の空には、太陽系でもっとも大きな惑星である木星と、2番目に大きな土星が昇ってきています。11月10日 21:00ごろの東の空のようすを見ると、東の空のちょっと低いところに、2つの惑星とおうし座の1等星「アルデバラン」が光っているのを、都会の空でも簡単に見つけることができるはずです。さらに良く見てみると、すぐ近くにごちゃごちゃっと星が集まって見えるところもあるでしょう。それが「すばる」です。時間的にはもう少し経った22:00ごろになるともっと見やすくなるでしょう。 木星を望遠鏡で見てみると、丸い形と何本かのしま模様を見ることができます。木星までの距離は7億8千万km、といわれてもピンと来ないでしょうか。光の速さでも43.3分もかかる距離にあります。でも、その大きさは地球の11.8倍もあります。これだけの大きさがありますから、望遠鏡を使えばその表面の模様も見えるようになります。 一方の土星は、地球から光の速さで1時間20分とさらに遠くをまわっていますが、それでも地球の約10倍の大きさがあります。そしてなんと言っても、土星にはそのまわりを円盤状に取り巻く環があります。望遠鏡で見ると、その姿がいかにも可愛らしく見えるため、はじめて望遠鏡をのぞく方にもとても親しみやすいの天体のひとつです。 これらの天体は、小さい望遠鏡でも充分に楽しむことができます。天体望遠鏡の性能は「倍率」ではなく「口径」で決まります。人間の眼の瞳孔は一番開いたときでも7mm程度と言われています。その小さな瞳の変わりに、望遠鏡のレンズで光をたくさん集めることによって、より暗い星まで見えるようになり、より細かいところまで分解できるようになるのです。当社のおすすめラインナップの最低機種は口径6cm。でも、右の写真のようにかわいらしい土星の姿を簡単に見ることができます。 |
6cm屈折望遠鏡による木星 6cm屈折望遠鏡による土星 |
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20cm反射望遠鏡による木星 20cm反射望遠鏡による土星 昼間の金星を望遠鏡で見ると・・・ |
小口径の望遠鏡でもその姿を充分に楽しめる木星や土星ですが、さらに大きな口径になると、表面のもっと細かい模様まで見えるようになります。左の画像は20cmの反射望遠鏡で撮影したものです。 木星の縞模様の数も細いものまでたくさん見えるようになりますし、「大赤班」と呼ばれる楕円形の渦のような物も見えるようになります。上空の気流の状態(シーイング)の良い時であれば、縞模様のなかの細かい渦の様子や、衛星が木星表面に落とした影も見ることができます。 土星のほうも、このクラスの口径の望遠鏡になると土星本体の縞模様が見えるようになり、さらに環にも濃淡やすきまがあることがわかるようになります。土星にもたくさんの衛星がまわっていますが、11等級くらいのたくさんの衛星がまわっているのも、このクラスの望遠鏡になると見ることができるようになります。 さらに、この秋は木星・土星以外の惑星も見ることができます。日が沈んですぐの西の空には、宵の明星の金星を見ることができます。金星は、地球のすぐ内側をまわっている惑星で、太陽との位置関係によって、夕方の西の空に見える「宵の明星」のときと、明け方の東の空に見える「明けの明星」として輝いている時があります。その姿は月の満ちかけのように変化し、大きさも地球との距離によって大きく変わってきます。今年の秋は、だんだんと地球に近づいてくる様子を見ることができ、望遠鏡では半月状から三日月状に変わって行く様子を見ることができるでしょう。 また、今年の秋の宵空では天王星や海王星も南の空に見えています。この2つの惑星は肉眼では見えないため、星図などで位置を確認してから、周辺の星を使ってたどって探すことになります。しかし、都会のように明るい星空では、たどる星も見えないため探すのは容易ではありません。でも、天体自動導入装置付の望遠鏡なら一発で導入できます。他の恒星と違って緑色っぽい感じの丸い星の姿を見ることができるはずです。 最後に火星。火星も明け方の東の空に見えています。赤く不気味に光る姿は肉眼でも容易に火星とわかります。この秋はまだ地球からの距離が遠いため、大きな望遠鏡でも表面の模様を見ることはちょっと難しいかもしれません。でも、来年の夏には地球に大接近しますから、今から準備しおくのもよいでしょう。
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