はじめての望遠鏡だけど、少しでも大きな口径のものがほしい。でも、反射望遠鏡ではメンテナンスが大変・・・。という方におすすめなのが、国産品8cmアクロマートレンズをつけたこの望遠鏡です。 月面のクレーターや土星の輪はもちろん、木星の縞模様やガリレオ衛星・オリオン大星雲などの大きな散光星雲も楽しむことができます。架台はアルミ製の非常に扱いやすい三脚と上下・水平に微動のついた非常に強固な経緯台です。 鏡筒は鮮やかな黄色に塗装されたアルミ製で、レンズは8cm(焦点距離910mm)のアクロマートレンズを使用。接眼部は、36.4mmの大型アイピースも使える本格的なものがついています。 この望遠鏡の利点は、将来のステップアップが可能なことにあります。三脚や鏡筒は、ビクセンのGP赤道儀にそのまま取りつけるができます。もちろん、カメラアダプタなどのアクセサリもすべて共用できますから、末長くお使いいただくことができます。 日本国内で生産・組立を行い厳しい製品検査を受けた製品で、5年間のメーカー保証がつきますので安心してお使いいただけます。 |
ワンポイントアドバイス 倍率と分解能 レンズを組み合わせれば数値上の「倍率」はいくらでもあげることができるのですが、実はもともとレンズには分解能の限界があります。また、地球上から星を見るためには地球のまわりを取り囲んでいる大気ごしに見ることになり、この大気が星の光が地球上に届くのを邪魔してしまいます。ですから、いくら倍率をあげてもレンズや大気の拡散以上の分解能は得られないわけです。また、倍率をあげるということは、せっかく対物レンズで集めてきた星の光を見るときに拡散してしまうことにもなり、対象が暗くなって見にくくなってしまいます。 天体望遠鏡の「分解能」は、「口径が大きくなると分解能が高くなる」という原則がありますが、実際にはレンズの素材やその組み合わせ・製作精度などによって固有の分解能の差があります。カタログを良く見てみると解りますが、例えば同じ口径100mmの望遠鏡で、安価なアクロマートレンズを使用したもの・高価なフローライトレンズ使用のもの・凹面鏡を使った反射望遠鏡を比較すると、数値上は同じ分解能の数値がかかれているでしょう。しかし、実際の分解能は光学系の性質により異なります。つまり、それは「理論上」の分解能であって、実際にその望遠鏡が持っている分解能ではないわけです。 ちょっと話が横道にそれましたが、当社のHomePageで紹介している機種は、すべてこの意味でそれぞれの望遠鏡の分解能や性質にあった適正な倍率のアイピースを選定してセットしています。ですか ら、その望遠鏡の能力を充分に引き出すことができるわけです。 |
※オンラインショッピング価格には、送料が含まれています。消費税は別途いただきます。 標準付属品 オプション カメラアダプタ(NSTアダプタ36.4mm) カメラマウント(NSTアダプタと併用) |