金星があるであろう位置までやってきたところで視野を覗いてみるが、そこには金星の姿はない。でも、この付近にあることは確かなので、コントローラーで水平方向に少し振ってみると、すぐに視野の中に細く輝く金星が入ってきました!。
今日は透明度が悪く空全体が白っぽいので、他の恒星はちょっと難しいようでした。大気の拡散の少ない透明度の良い空であれば、もっとたくさんの星を見ることができるはずです。これも精度の高い自動導入望遠鏡のなせる技ですね。
ベガの「あるであろう」位置から金星まで移動する途中で、太陽の近くを通りました。もちろんですが、太陽を望遠鏡で直接覗いたら、失明の危険もあります。実際に昼間の星を見るときには、太陽の方向に望遠鏡が向いたときはキャップをかぶせるなどの予防策を取るようにしましょう。
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