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GPガイドパック
「入門編」の固定撮影で天体写真が撮れるようになると、今度はもっとたくさんの星を写真に収めたくなるでしょう。固定撮影では、星が日周運動のために線を描きます。これを、日周運動にあわせてカメラを動かすと、星が点になって写るようになります。
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入門編でも書いたように、写真用フィルムには光を貯めておく力があります。ですから、星が点になって画面上で動かなくなると、その一点にどんどん星の光が蓄積していきます。すると、固定撮影のときよりもっとたくさんの星がフィルム上に写し込まれてゆきます。このように、星の動きに合せてカメラを動かして行く撮影方法を「ガイド撮影」と言います。
ガイド撮影をするためには、日周運動と同じようにカメラを動かしてくれる道具が必要です。ビクセン「フォトガイド2」は、日周運動の原因である地球の自転にあわせて、内蔵したモーターが回転するしくみになっていて、「極軸」とよばれる回転軸を地軸と並行にセットすれば、あとは自動的に星空を追いかけてくれるわけです。
「GPガイドパック」は、天体望遠鏡用の小型軽量の赤道儀としてベストセラーとなっているGP2赤道儀の極軸体をそのまま利用し、そこにカメラを取りつけられるように工夫したもので、携帯に便利なように三脚も短く軽いものに交換されています。重量は架台・三脚を含めて6kgと軽量ですから、付属のキャリングバッグにつめて持ち運びができます。電車で空気のきれいな野山に行って、気軽に天体写真を楽しむことができます。
ガイド撮影で最も難しいとされる極軸のセッティングも、GP赤道儀に内蔵された極軸望遠鏡を使えば、日付と時刻を合せて極軸望遠鏡の中に見える円に導入するだけでOK。組み立てはじめからおよそ5分で撮影準備は完了です。
ベースの赤道儀が望遠鏡用に設計されていますから、カメラを搭載しても十分な強度と追尾精度を持っており、35mm一眼レフカメラの標準レンズ(50mm)クラスで約30分・200mmクラスの望遠レンズでも約5分程度のガイド撮影が可能です。星座全体の形や天の川を撮影する広角レンズでの使用はもちろん、大きく広がった星雲星団のクローズアップも撮影することができます。
また、オプションパーツを追加することにより、望遠鏡を搭載できるGP2赤道儀へアップグレードすることもできますから、将来望遠鏡を使用した直焦点撮影などへのステップアップにも対応できます。
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カメラを搭載した状態
オプションのボール雲台を使用
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機種 |
総重量 |
モータードライブ |
極軸望遠鏡 |
オンラインショッピング価格 |
× |
GP2ガイドパックS |
6kg |
1軸モーター コントローラー(DD-3)付 |
6倍20mm |
\75,600
(税別\70,000) |
※オンラインショッピング価格には、送料が含まれています。
標準付属品
キャリングバッグ(架台・三脚・モーターコントローラーを収納可能)
バランスウェイト(カメラ1台のみ搭載の場合使用 1kg)
オプション
ボール雲台(カメラのアングル・構図を自由に変えられます): \7,128 (税別\6,600)
(雲台が分離できるカメラ三脚をお持ちの方は、その雲台をそのまま使用可能です)
●GP2赤道儀へのステップアップ用部品
×GP2用筒受ヘッド(赤緯体とアリガタ台座): \16,200 (税別\15,000)
×GP赤緯目盛環(赤緯目盛りが必要な場合): \1,404 (税別\1,300)
×GPウエイト軸WT(長いウエイト軸が必要な場合): \5,508 (税別\5,100)
バランスウエイト(搭載する望遠鏡の重量によって追加):
×1kg \3,780 (税別\3,500)
1.9kg \4,320 (税別\4,000)
2.8kg \5,400 (税別\5,000)
3.7kg \6,480 (税別\6,000)
SXG-HAL130三脚(高い三脚が必要な場合) \27,540 (税別\25,500)
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