ここ数年、毎年話題になっているしし座流星群が、今年も11月17日夜から18日朝にかけて、大出現に期待がかかっています。
しし座流星群は、約33年の周期で太陽のまわりをまわっている「テンペル・タットル彗星」が、太陽接近する時に大量に放出されるダストの帯に、地球が進入することにより見られる現象です。これまでにも33年おきに世界中で大出現が見られており、テンペル・タットル彗星が回帰した一昨年は、日本でもテレビ・ラジオ等で大々的に報道されたこともあり、全国の星見ポイントは大混雑になるほどのフィーバーぶりでした。
今年は、夜半前に東の空から月が昇ってしまうため、あまり条件が良いとはいえません。それでも、昨年と同じような流星雨が期待されています!。上の図は11/18午前2時ごろの東の空の図です。ほぼ真東に位置するしし座の頭部付近を中心に、四方八方に流星が飛ぶ様子がみられることでしょう。
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