優れた双眼鏡や光学製品のOEMメーカーとして実績のの高いミヤウチが、「初心者にも優れた望遠鏡を!」と、こだわりを持って作り上げた天体望遠鏡。その名も"Saturn"(英語で土星の意味)です。 普通の天体望遠鏡は、望遠鏡を覗いたときの天体の像が倒立像(逆立ちをした状態)に見えます。これは、惑星や星雲星団などを覗いているときはあまり気になりませんが、目でも見える月などを見ると、かなり不自然に感じてしまいます。また、望遠鏡を覗きながら天体を導入するときにも、望遠鏡の動きと視野の動きが反対になり、初心者にはたいへん扱いづらいものでした。 この正立天体望遠鏡"Saturn"は、双眼鏡用の正立プリズムを組み合わせることにより、天体用でありながら正立像で天体を見ることができます。また、標準の倍率が22倍と不必要に高くないため、天体の導入が非常にやりやすく、初心者でもとても扱いやすい設計になっています。 もちろん、アイピースを交換することにより、80倍まで倍率を上げることができ、土星の輪や木星の縞模様も見ることができるようになります。アイピースは純正品以外にも、他社の天体望遠鏡用31.7mmスリーブのアイピースもご使用いただけます。 正立像ですから、天体用以外に地上の風景を見るにもたいへん優れた望遠鏡になります。45度に傾斜した接眼部は、地上の風景を見るときにも自然な姿勢となり、長く観測していても疲れません。 ボディーは「ミヤウチシルバー」のしっかりした合金製。ピント合わせは鏡筒中ほどのヘリコイドで調節します。接眼部を45度方向に曲げているため、天頂付近を見るときにも自然な姿勢で見ることができます。レンズやプリズムには、OEMメーカーとして長年一流メーカーに製品を納めてきたメーカーならではの一級品が使用されていますから、視野のコントラストや像の切れは抜群です!。とても60mmの小型望遠鏡とは思えないほどシャープな像は、ミヤウチのこだわりと余裕のある光学設計により生み出されたものと言えるでしょう。 "Saturn"は。市販のカメラ三脚の雲台に直接取りつけて使用します。軽量なので小型のカメラ三脚でも使用できますが、高倍率での観測に使用する場合は、中型三脚をご使用ください。 |
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