SLVシリーズラインナップ
2.5mm〜25mmまで
見かけ視界50度

　アイピースは、望遠鏡が集めてきたはるかかなたからの星たちの光を、私たちの目の網膜に届けてくれる最も近い部分のレンズです。それだけに、アイピースの性能は望遠鏡本体の性能より重要なものになります。しかし、市販の安価な望遠鏡では、小さく見にくいアイピースがセットされている場合が多く、せっかくの望遠鏡の性能を引き出せていない場合も多いのです。

　ビクセン　SLVシリーズアイピースは、差込径31.7mmのアメリカンサイズを採用しレンズ径を拡大すると共に、ハイ・アイポイント仕様により、視野全体を見渡せるポイントからレンズまでの距離が長いため、眼鏡を掛けた方の多い日本人でも大変のぞきやすくなっています。とかく初心者は望遠鏡をのぞき込むのがむずかしいものです。このLVアイピースなら、子供でも簡単に望遠鏡をのぞくことができるようになります。

　さらに、SLVシリーズ専用に開発されたデジカメアダプタDG-NLVDXを使用すると、お手持ちのコンパクトデジタルカメラと望遠鏡に取りつけ、月・惑星などを手軽に撮影することができます。

　このページの下の表では、お使いの望遠鏡の種類を指定すると、各アイピースの倍率・実視界・射出瞳径を自動的に計算します。お使いの望遠鏡の性能にあわせて、最高倍率・中倍率・最低倍率の３本程度のアイピースを揃えると良いでしょう。

　月や太陽は、実視界が0.6〜1度くらいになると、視野にちょうどおさまります。星雲や星団などは大きく広がっている物が多いので、なるべく低倍率で視野のひろいものが良いでしょう。木星や土星などの惑星は、お持ちの望遠鏡の最高倍率に近い物を選ばれると良いでしょう。

　最高倍率の目安は、アクロマートレンズの屈折望遠鏡では、口径(mm)の1.5倍〜2倍程度の倍率、例えば口径60mmなら90倍〜120倍くらい。反射望遠鏡では2倍〜2.5倍くらい。ED・SDやフローライトアポクロマートの場合は口径の2.5倍〜3倍くらいが最高倍率になります。もちろん、個々の望遠鏡の焦点距離や性能によって最高倍率は変わってきますので、あくまで目安としてお考えください。

　お使いの望遠鏡との最適なアイピースの選択や、取りつけ方法など詳しくは、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

■■■アイピース視野シミュレーター■■■

　このコーナーで紹介しているアイピースと、お持ちの望遠鏡を組み合わせたときの視野の状況を、パソコンの画面上にシミュレーションします。ご覧になる対象にあわせて、アイピースや望遠鏡を換えてお試しください。

　あなたがお使いの望遠鏡の機種を下から選択（一覧に無いときは口径と焦点距離を手入力してください）すると、各アイピースの倍率・実視界・射出瞳径を自動的に計算して表示します。現在お持ちのアイピースとの組み合わせなどに応じて、適当な間隔になるように考えてセットをお選びください。また、射出瞳径が7mmより大きくなると、反射望遠鏡では副鏡の影が目立つようになりますので、なるべく7mm以内になるものを選びましょう。

　各アイピース名の後にあるをクリックすると、そのアイピースとお持ちの望遠鏡を組み合わせた視野シミュレーションを見ることができます。

この商品をお求めの際は、商品名の前にあるチェックボックスをクリックしてから、
下のボタンを押してご注文下さい。

●専用オプション
天体用デジカメアダプタ　DG-NLVDX　税込\8,800 (税別\8,000)
DGリングDX 28mm　税込\2,200 (税別\2,000)
DGリングDX 37mm 　税込\2,200 (税別\2,000)
DGリングDX 43mm 　税込\2,200 (税別\2,000)
DGリングDX 52mm 　税込\2,200 (税別\2,000)
　デジタルカメラやビデオカメラ等を望遠鏡に接続し、画像を撮影するためのアダプタ。LVシリーズ各種（40mmおよび8mm〜24mmズームを除く）とDG-LVDXおよびDGリングDXを組み合わせて使用します。DGリングDXと各社デジタルカメラの適合表はこちらをご参照下さい。
36.4mm→31.7mmアイピースアダプタ \1,650 (税別\1,500)
　ビクセン・タカハシなど36.4mmねじこみ接眼部を持つ鏡筒に、31.7mmアイピースを取りつける場合に使用します。標準付属のアイピースが24.5mm径の機種では必ずお求めください。
31.7mm天頂プリズム　税込\3,960 (税別\3,600)
　屈折望遠鏡などで24.5mm径アイピースからのグレードアップした場合、天頂付近を見やすくするために天頂プリズムをお求めになることをおすすめします。上記アイピースアダプターと併用してください。