当社オンラインショッピングでベストセラー双眼鏡となっているBK-2000ですが、限定生産品のため品切れでお求めになれなかったお客様から、再発売のご要望を多くいただいております。今回は、工場に残っていた部品と新しい光学系を組み合わせて、限定20台再発売することになりました。
今回は、デザインが好評だった2000年モデルの筐体を、工場にデッドストックとなっていた部品を集めて組み直し、2001年モデルと同じ新しいレンズとプリズムを組み合わせました。手に持った感触もしっくりなじむデザインとフォルムは2001年モデルとかわらず、また、光学系はまったく同じものを使用していますから、見え味は折り紙つきです!。
双眼鏡は、倍率より視野の明るさが大切です。ディスカウントショップや新聞・テレビなどで見かける通信販売の商品には、「何十倍!」という倍率をうたい文句にしている製品が数多く売られていますが、実はいくら倍率が高くても、口径がその倍率に見合った大きさが無ければ、明るさも分解能も不足してしまい、鮮明な像を得ることはできません。BK-2000は、対物レンズの大きさと明るく広い視野が得られる倍率の両面でバランスの良い製品です。お買い求めいただいたお客様から「良く見える!」と大変ご好評をいただいているモデルです。
手持ちで使用できる倍率ですから、気軽に外に持ち出して観察することができます。実視界はこのクラスの双眼鏡では広視界の6.6度もありますから、動きの速い対象でも見逃す心配も少なくなります。なにより、50mmの大口径は、昼間の明るい屋外はもちろん、ちょっと薄暗い朝夕や、演劇やコンサートなどの舞台鑑賞にも最適です。
天体観測の用途においては、もっとも多くの星の光を一度に見ることができるスペックと言ってよいでしょう。肉眼の50倍もの光を集めることができますから、目では見ることができない暗い星たちや星雲星団も見ることができます。冬のぎょしゃ座やカシオペヤ座付近の天の川や、夏の濃く太い天の川をこの双眼鏡で見れば、まるで宝石箱のような美しい眺めを見ることができるでしょう。
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