中国・北京天文台超新星捜索部のWeidong Li・Qiran Qiao,・Yulei Qiu・Jingyao Huの4人は、10/18に60cm反射望遠鏡で撮影したCCD画像から、おひつじ座の小宇宙NGC673に16.5等(V)の超新星らしい天体を発見しました。また、イギリスのMark Armstrong氏も10/23に撮影したCCD画像から、独立して発見しました。
 NGC673は、α=1h48m22s.8 δ=+11゜31'23"にある12.5等(V)の小宇宙です。Gordon Garradd氏が23日に同氏の撮影によるCCD画像から測定した位置は、α=1h48m22s.80 δ=+11゜31'15".8で、約16.5等(R)としています。
 北京天文台のチームが10/8に同じ光学系で撮影した画像にはこの天体は写っていないということです。
 ESOのM. Turatto・S. Benettiらのグループによるこの超新星の分光観測によると、これから増光する過程のIa型超新星で、約1週間後(10/30ごろ)に最大光度になりそうだとのことです。

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