A. Vagnozzi, G. Piermarini, and V. Russo(イタリア?)の3人は、S. Lucia観測所で5/21におとめ座のNGC5775撮影したCCD画像から、16.5等の超新星が出現しているのを発見しました。
 その後、22.23の両日に同観測所にて、24日には久万高原の中村彰正氏が、25日にはイギリスのM. Armstrong, D. Strange, T. Plattにより同定観測され、SN1996aeの仮符号が付きました。
 NGC5775は、α=14h53m57s.7 δ=03゜32'40"にあり、V光度11.4等のSB型銀河です。超新星は銀河の中心からおよそ東に31"・南に54"離れたところにあります。

 この他、先日彗星を発見したR. Evans氏は、5/9にM. Drinkwater氏がU.K.シュミットで撮影した写真から、へび座の無名銀河(α=15h59m05s.91 δ= +19゜48'08".1 )に18.5等の超新星が出現しているのを発見しています。

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