またまた富士山軽水林道での撮影です。今回はスカイセンサー2000+オートガイダーのテストも兼ねています。極軸を合せずにただ北においただけの状態で撮影してみました。他にも春の銀河などを20分露出したりしてみましたが、まったくガイドミスは無く、むしろ極軸をオフセットした関係で視野の回転がはっきり出てしまいました。
日時 :1997年4月26日 19:35〜40(JST)
架台 :ビクセンGP赤道儀 + スカイセンサー2000 + Pictor201XTオートガイダー
カメラ:リコーXR1000S 露出5分
フィルム:フジカラーG800ACE
撮影地:富士山軽水林道
約2週間ぶりの彗星の姿です。相変わらず大きく広がったダストの尾が印象的ですね。この日も赤城山はとても風が強く、冬型になった気圧配置の影響でちぎれ雲が時折彗星を隠すという空でしたが、さすがによい透明度で双眼鏡で見るととしても美しい姿です
日時 :1997年4月24日 19:48〜53(473mm) 19:43〜53(200mm)(JST)
架台 :タカハシEM-200赤道儀
カメラ:ペンタックスMX(200mm) リコーXR100S(800mm) 露出各5分
フィルム:フジカラーG800ACE(200mm) コニカカラーVX400(800mm)
撮影地:群馬県赤城山
月齢4の月のある中で撮影したものです。全国的に広い晴天域に入って、ここ数日はご覧になった方も多いことでしょう。赤城山にはこの日6人くらいの方が彗星の撮影にいらしていました。風が強くて手袋をはずすと1分も外気にさらせない・・・。車につけている外気温計は1度を差していました。
近日点を通過してイオンティルの見える角度が変わったため、ダストティルがとても目立つようになりましたね。
日時 :1997年4月11日 19:18〜23(473mm) 19:24〜29(200mm) 20:15〜20(85mm)(JST)
架台 :タカハシEM-200赤道儀(200mm・85mm) ビクセンGP赤道儀+Pyxis+Pictor201XT(473mm)
カメラ:ペンタックスMX(200mm・85mm) キャノンT70(473mm) 露出各5分
フィルム:フジカラーG400ACE(200mm・85mm) フジカラーG800ACE(473mm)
撮影地:群馬県赤城山
800mmで撮った頭部の写真は、さざ波のようなイオンティルがすばらしい!。BORG76EDでも撮ったのですが、ピントが途中でぼけてしましました(^_^;。
日時 :1997年3月30日 19:05〜15(800mm) 19:23〜33(85mm)(JST)
架台 :タカハシEM-200赤道儀(800mm) ビクセンGP赤道儀+Pyxis(85mm)
カメラ:ペンタックスLX 露出各10分
フィルム:フジカラーG400ACE
撮影地:富士山軽水林道
0等級。ダストティルが非常に大きく成長していますね。
日時 :1997年3月21日 午前4時05〜15分(JST)
架台 :タカハシEM-200赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:キャノンT70(R200SS) ペンタックスMX(85mm) 露出各10分
フィルム:コニカカラーLV400
いよいよ写真の対象に変わってきました。今回からフィルムによる画像です。まず最初に頭部を拡大した直焦点による写真です。まっすぐ薄く伸びたブルーのイオンティルとダストの濃い尾が非常に美しい。感じとしては1970年のベネット彗星に良く似た感じでしょうか?(私は現物は見ていませんが(^_^))。
日時 :1997年3月9日 午前4時15〜25分(JST)
架台 :タカハシEM-200赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:ペンタックスLX 露出各10分
フィルム:コニカカラーLV400
撮影地:栃木県矢板市
今日は単色の方は青色フィルターによるものを掲載しました。今日はアンテナマストからは離れた場所にセットしましたが、時折雲が通過して構図内でのカラーバランスが少し崩れてしまいましたね。彗星が時間移動しているので、彗星本体にあわせて3色合成してあります。
日時 :1997年2月21日 午前5時00〜30分(JST)
光学系:タムロン アダプトールII 135mmF2.5 絞り開放
架台 :ビクセンGP赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:MUTOH CV-04 露出 赤60秒 青・緑各180秒(ビニングなし)光映舎製カメラアダプター使用
後処理:当社画像処理ソフトUCCSにてコントラスト調整 3色合成
撮影地:埼玉県蓮田市(当社屋上)
久しぶりになってしまいましたが、都心からでも肉眼で簡単に見つかるようになっています。3色分解による画像と赤色フィルターによるものの両方を掲載します。インオティルとダストティルがきれいに分離しているのがわかりますね。当社屋上での超簡単機材&屋内からのリモートぬくぬく観測のため、テレビアンテナのマストが邪魔して写っています。
日時 :1997年2月20日 午前5時20分(赤色フィルター4時50分)(JST)
光学系:SMCペンタックス50mmF1.2 絞りF2
架台 :ビクセンGP赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:MUTOH CV-04 露出 赤40秒 青・緑各120秒(ビニングなし) 赤フィルターのみの画像は60秒露出 光映舎製カメラアダプター使用
後処理:当社画像処理ソフトUCCSにてコントラスト調整 3色合成
撮影地:埼玉県蓮田市(当社屋上)
11/6のヘールボップ彗星です。3色分解による画像と赤色フィルターによるものの両方を掲載します。コマから噴出しているように見えるジェットの本数がどんどん増えているように見えます。淡い尾がこの画面をはみ出すほど出ていることもわかりますね。いったいこの彗星はこれからどうなってしまうのでしょうか?。
日時 :1996年11月6日 午前6時22分(JST)
光学系:ビクセンR200SS 20cm反射 焦点距離800mm F4
架台 :タカハシEM-200赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:MUTOH CV-04 露出 赤30秒 青・緑各90秒(ビニングなし) 光映舎製カメラアダプター使用
後処理:当社開発中ソフトにてコントラスト調整
撮影地:神奈川県横浜市
へびつかい座の球状星団M14に接近したときの様子です。放射状に延びる尾のジェット構造が見えますね。尾の構造を良く見ていただくために、濃淡を反転して掲載しました。
日時 :1996年10月29日 午後19時05分(JST)
光学系:BORG76ED 焦点距離500mm F6.6
架台 :タカハシEM-200赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:MUTOH CV-04 露出60秒(ビニングなし) 光映舎製カメラアダプター使用
後処理:当社開発中ソフトにてコントラスト調整 解像度を1/2に落とす
撮影地:神奈川県横浜市
双眼鏡でも容易に確認できるくらいに順調に明るくなってきています。今回はST-6の3色分解で撮影してみました。
日時 :1996年6月20日 午前2時15分-23分(JST)
光学系:ビクセンR200SS 20cm反射 焦点距離800mm F4
架台 :ビクセンSP-DX赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:SBIG ST-6 各色露出30秒 光映舎製カメラアダプター使用
後処理:SKY PROにて各色コントラスト・位置調整および3色合成
撮影地:埼玉県大滝村
当社オリジナル天文用DOS/Vパソコンのテストのため、初使用のPICTOR1616で撮影したものです。最終段階で1/4の解像度に落としてあります。
日時 :1996年5月24日 午前0時21分30秒(JST)
光学系:Meade LX200-25 25cm反射 + 1/2レデューサー 合成焦点距離約800mm F3.2
カメラ:Meade PICTOR1616 露出60秒 2×2ビニングで撮影
撮影地:埼玉県蓮田市
今回はトラック&アキュミュレート機能を使って5回露出をしてみました。コントラストがだいぶ良くなりますね。
日時 :1996年4月29日 午前3時51分09秒(JST)
光学系:ビクセンR200SS 20cm反射 焦点距離800mm F4
架台 :タカハシEM-200赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:SBIG ST-6 露出60秒×5(トラック&アキュミュレート) 光映舎製カメラアダプター使用
撮影地:埼玉県蓮田市
お久しぶりになってしまいましたが、順調に明るくなっているようですね。百武が一段落した今は、ヘールボップも忘れないようにしなければいけませんね。
日時 :1996年4月25日 午前4時08分15秒(JST)
光学系:ビクセンR200SS 20cm反射 焦点距離800mm F4
架台 :タカハシEM-200赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:SBIG ST-6 露出60秒 光映舎製カメラアダプター使用
撮影地:埼玉県蓮田市
先日より良い条件で撮影できるようになってきました。扇型の尾がはっきり確認できますね。
日時 :1996年2月28日 午前5時07分20秒(JST)
光学系:ビクセンR200SS 20cm反射 焦点距離800mm F4
架台 :タカハシEM-200赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:SBIG ST-6 露出120秒 光映舎製カメラアダプター使用
撮影地:埼玉県蓮田市
昨年7月に発見されたヘール・ボップ彗星は、今年から来年にかけてたいへん期待される彗星です。現在たて座にいる彗星が、いよいよ明け方の東の空に見えてきました。この画像は、2/12早朝、薄明中の雲間から現れた彗星の姿です。かすかに扇型に開いた尾を見ることができますね。
日時 :1996年2月12日 午前5時31分31秒(JST)
光学系:ビクセンR200SS 20cm反射 焦点距離800mm F4
架台 :ビクセンSP-DX赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:SBIG ST-6 露出10秒 光映舎製カメラアダプター使用
撮影地:静岡県戸田村達磨山
Hale-Bopp彗星 (C/1995O1) 軌道要素 (放物線) 近日点通過 = 1997/04/01.1343(TT) 離心率 = 0.995092 近日点距離 = 0.914114 AU 近日点引数 = 130.5898 昇交点黄経 = 282.4709 (2000.0) 軌道傾斜角 = 89.4296 周期 = 2541.7年 時刻/ 0h ET 赤経 (2000.0) 赤緯 Δ r 光度 1997 Jan. 1 18 42.47 +4 46.2 2.562 1.753 2.5 3 18 45.47 +5 15.6 2.531 1.728 2.4 5 18 48.55 +5 46.3 2.499 1.702 2.3 7 18 51.71 +6 18.4 2.466 1.677 2.2 9 18 54.96 +6 51.9 2.433 1.652 2.1 11 18 58.29 +7 27.0 2.398 1.627 2.0 13 19 1.72 +8 3.7 2.363 1.602 1.9 15 19 5.25 +8 42.1 2.328 1.576 1.8 17 19 8.89 +9 22.3 2.291 1.551 1.7 19 19 12.65 +10 4.3 2.255 1.527 1.6 21 19 16.52 +10 48.2 2.217 1.502 1.5 23 19 20.53 +11 34.2 2.179 1.477 1.4 25 19 24.68 +12 22.2 2.141 1.452 1.3 27 19 28.99 +13 12.5 2.102 1.428 1.2 29 19 33.46 +14 5.1 2.063 1.404 1.0 31 19 38.12 +15 0.2 2.024 1.380 0.9 Feb. 2 19 42.97 +15 57.7 1.985 1.356 0.8 4 19 48.04 +16 57.8 1.945 1.332 0.7 6 19 53.35 +18 0.6 1.906 1.309 0.6 8 19 58.92 +19 6.2 1.866 1.286 0.4 10 20 4.77 +20 14.6 1.827 1.263 0.3 12 20 10.94 +21 25.9 1.788 1.240 0.2 14 20 17.46 +22 40.1 1.749 1.218 0.1 16 20 24.37 +23 57.1 1.711 1.196 -0.1 18 20 31.70 +25 17.0 1.674 1.175 -0.2 20 20 39.50 +26 39.5 1.638 1.154 -0.3 22 20 47.83 +28 4.6 1.602 1.134 -0.4 24 20 56.74 +29 31.8 1.568 1.114 -0.6 26 21 6.29 +31 1.0 1.535 1.095 -0.7 28 21 16.54 +32 31.5 1.504 1.076 -0.8 Mar. 1 21 21.95 +33 17.0 1.489 1.067 -0.9 2 21 27.57 +34 2.7 1.474 1.059 -0.9 3 21 33.39 +34 48.3 1.460 1.050 -1.0 4 21 39.43 +35 33.7 1.447 1.042 -1.0 5 21 45.70 +36 18.9 1.434 1.033 -1.1 6 21 52.20 +37 3.7 1.421 1.025 -1.1 7 21 58.94 +37 47.8 1.409 1.018 -1.2 8 22 5.93 +38 31.3 1.398 1.010 -1.2 9 22 13.18 +39 13.8 1.387 1.003 -1.3 10 22 20.68 +39 55.2 1.377 0.996 -1.3 11 22 28.43 +40 35.4 1.368 0.989 -1.4 12 22 36.45 +41 14.0 1.359 0.982 -1.4 13 22 44.72 +41 50.9 1.352 0.976 -1.5 14 22 53.24 +42 25.9 1.344 0.970 -1.5 15 23 2.01 +42 58.8 1.338 0.964 -1.5 16 23 11.01 +43 29.3 1.332 0.959 -1.6 17 23 20.24 +43 57.3 1.327 0.953 -1.6 18 23 29.66 +44 22.5 1.323 0.948 -1.6 19 23 39.27 +44 44.8 1.320 0.944 -1.6 20 23 49.03 +45 4.0 1.318 0.940 -1.7 21 23 58.93 +45 20.1 1.316 0.936 -1.7 22 0 8.93 +45 32.7 1.315 0.932 -1.7 23 0 19.00 +45 42.0 1.315 0.929 -1.7 24 0 29.11 +45 47.8 1.316 0.926 -1.7 25 0 39.23 +45 50.2 1.318 0.923 -1.7 26 0 49.31 +45 49.0 1.320 0.921 -1.8 27 0 59.34 +45 44.4 1.323 0.919 -1.8 28 1 9.27 +45 36.5 1.327 0.917 -1.8 29 1 19.07 +45 25.2 1.332 0.916 -1.8 30 1 28.72 +45 10.8 1.338 0.915 -1.8 31 1 38.19 +44 53.5 1.344 0.914 -1.7 Apr. 1 1 47.46 +44 33.3 1.351 0.914 -1.7 2 1 56.51 +44 10.4 1.358 0.914 -1.7 3 2 5.33 +43 45.1 1.367 0.915 -1.7 4 2 13.91 +43 17.5 1.376 0.916 -1.7 5 2 22.23 +42 47.8 1.385 0.917 -1.7 6 2 30.29 +42 16.2 1.396 0.918 -1.6 7 2 38.08 +41 43.0 1.406 0.920 -1.6 8 2 45.62 +41 8.3 1.418 0.922 -1.6 9 2 52.89 +40 32.3 1.429 0.925 -1.6 10 2 59.91 +39 55.2 1.442 0.928 -1.5 11 3 6.67 +39 17.1 1.455 0.931 -1.5 12 3 13.19 +38 38.2 1.468 0.935 -1.5 13 3 19.47 +37 58.6 1.481 0.938 -1.4 14 3 25.51 +37 18.6 1.495 0.943 -1.4 15 3 31.33 +36 38.1 1.510 0.947 -1.3 16 3 36.93 +35 57.3 1.525 0.952 -1.3 17 3 42.33 +35 16.4 1.540 0.957 -1.3 18 3 47.53 +34 35.3 1.555 0.962 -1.2 19 3 52.54 +33 54.3 1.570 0.968 -1.2 20 3 57.37 +33 13.3 1.586 0.974 -1.1 21 4 2.03 +32 32.4 1.602 0.980 -1.1 22 4 6.53 +31 51.8 1.618 0.987 -1.0 23 4 10.87 +31 11.3 1.635 0.994 -1.0 24 4 15.06 +30 31.2 1.651 1.001 -0.9 25 4 19.11 +29 51.3 1.668 1.008 -0.9 26 4 23.03 +29 11.8 1.685 1.015 -0.8 27 4 26.83 +28 32.7 1.702 1.023 -0.7 28 4 30.50 +27 54.0 1.719 1.031 -0.7 29 4 34.07 +27 15.7 1.736 1.039 -0.6 30 4 37.52 +26 37.8 1.753 1.048 -0.6 May 1 4 40.87 +26 0.3 1.770 1.056 -0.5
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