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フィンランド マルッキナで撮影した天体写真 

サーミが捧げものをしていた教会の松とオーロラ
7.5mmF2魚眼レンズ マイクロフォーサーズ
8秒露出


暮れない北の空に現れたオーロラ
7.5mmF2魚眼レンズ マイクロフォーサーズ
4秒露出


全天カメラで撮影したオーロラ
6.5mmF2円周魚眼レンズ APS-Cミラーレス
4秒露出×120枚 10分間の比較明合成

この画像を編集した50分間の
タイムラプスムービーMP4(71.5MB) YouTube

25mm F1.8レンズ マイクロフォーサーズ
4秒露出

 フィンランドの北西部、ラップランドのスウェーデンとの国境を流れる川に沿って走る21号線には、Revontultentie = オーロラ街道という愛称がついています。この道の途中に、マルッキナ(Markkina)という場所があります。
 ここには、ラップランドの先住民であるサーミたちが、17〜18世紀ごろに交易の場所として開設していた市場(Market)があり、サーミたちが信仰していた教会があったとされています。その一角に、捧げものをされていたとされる一本の松が、現在も立っています。

 フィンランドの中でも緯度が高く標高も高いことと、周辺にまったく街明かりがないので、オーロラを見るには最高のロケーションです。5月から7月までは、まったく太陽が沈まない白夜が続きます。一方、11月下旬から1月下旬は、まったく太陽が昇らない日(フィンランド語でkaamos = カーモス)が続きます。オーロラは、夜が暗くならない4月中旬〜8月中旬は見ることができませんが、それ以外の時期は見られる可能性があります。夜の時間が長い秋〜冬にかけてのほうが、見られる確率は高くなります。

場所データ ※最終訪問時2024年9月の状況

標高 約360m
空の状況 高い山もなく木立も少ないので、ほぼ全方位良い視界です。
トイレの有無 21号線沿いには約20kmおきに簡易トイレがあります。
車でのアクセス ロヴァニエミから約320km キッティラ空港から約170km ノルウェーのトロムソから約260km
公共交通機関でのアクセス ロヴァニエミからキッティラ空港経由のバスが一日1往復 ロヴァニエミから約5時間20分 キッティラ空港から2時間40分 夏季はノルウェーのトロムソからもアクセスできる
冬季のアクセス 主要道路は除雪または圧雪整備されています
宿泊施設・現地ツアーなど サマーコテージがあるLatasenon Majatがあります。営業時期などは毎年異なるので、直接お問い合わせください。
また、冬季は少し南のカレスヴァント(Karesuvanto)や橋を渡って対岸にあるスウェーデン側にも宿泊施設があります。

星を見に行くときの大切なお願い

 きれいな星空を守るには、良好な自然環境を保つ必要があります。また、きれいな星を見に来ている方が他にもいらっしゃるかもしれません。環境保護と他の方の迷惑にならないよう、以下の点に注意して星空を楽しんでいただくようお願いいたします。

持ち込んだゴミは、必ずすべて持ち帰りましょう。
大声で話したり、大音量で音楽などを流したりしないようにしましょう。
安全面や植物を守る目的等で、立ち入り禁止になっているところがあります。立ち入り禁止場所には絶対に入らないでください。
夜間の一人歩きは大変危険です。ご自身の安全が守れる範囲で行動しましょう。
夜行性の動物が、道路に飛び出してくることがあります。車は安全速度を守って運転しましょう。
車で観望場所に着いたら、ヘッドライトは早めに消し、アイドリングは最小限にとどめましょう。


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