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フィンランド セヴェッティヤルヴィで撮影した天体写真 

北の空高くに現れたオーロラ
7.5mmF2魚眼レンズ マイクロフォーサーズ
15秒露出

この画像を編集したダイジェスト版
タイムラプスムービーMP4(203MB) YouTube


全天カメラで撮影した明るい空に現れたオーロラ
6.5mmF2円周魚眼レンズ APS-Cミラーレス
1秒露出×330枚 10分間の比較明合成

この画像を編集した3時間40分間の
タイムラプスムービーMP4(457MB) YouTube

天頂から降り注ぐように現れたオーロラ
7.5mmF2魚眼レンズ マイクロフォーサーズ
4秒露出

水面に映る明るいオーロラ
12mm F2.8レンズ マイクロフォーサーズ
4秒露出
 フィンランドの北東部、ラップランドのノルウェーやロシアとの国境に近いところに、セヴェッティ湖(Sevettijarvi)があります。この付近は、第二次大戦でフィンランドがロシアに奪われたペッツァモ(Petsamo)周辺に住んでいた、先住民サーミの種族スコルトサーミが、領土を追われ移り住んで村を作っています。

 フィンランドの中でも緯度が高く、周辺にまったく街明かりがないので、オーロラを見るには最高のロケーションです。5月から7月までは、まったく太陽が沈まない白夜が続きます。一方、11月下旬から1月下旬は、まったく太陽が昇らない日(フィンランド語でkaamos = カーモス)が続きます。オーロラは、夜が暗くならない4月中旬〜8月中旬は見ることができませんが、それ以外の時期は見られる可能性があります。夜の時間が長い秋〜冬にかけてのほうが、見られる確率は高くなります。

場所データ ※最終訪問時2024年9月の状況

標高 約100m
空の状況 地形の起伏は少ないですが、松の木立が多いので、湖畔などで木立を交わせばほぼ全方位良い視界です。
トイレの有無 セヴェッティヤルヴィの村の中に簡易トイレがあります。
車でのアクセス ロヴァニエミから約440km イヴァロ空港から約160km ノルウェーのキルケネスから約86km
公共交通機関でのアクセス イヴァロからの路線バスが平日のみ一日1往復 約2時間30分
冬季のアクセス 主要道路は除雪または圧雪整備されています
宿泊施設・現地ツアーなど 村の中や周辺に個人経営の小規模の宿泊施設があります。少し離れたところにスコルトサーミの経営するトナカイ牧場があるPorotila Toini Sanilaは通年営業しています。

星を見に行くときの大切なお願い

 きれいな星空を守るには、良好な自然環境を保つ必要があります。また、きれいな星を見に来ている方が他にもいらっしゃるかもしれません。環境保護と他の方の迷惑にならないよう、以下の点に注意して星空を楽しんでいただくようお願いいたします。

持ち込んだゴミは、必ずすべて持ち帰りましょう。
大声で話したり、大音量で音楽などを流したりしないようにしましょう。
安全面や植物を守る目的等で、立ち入り禁止になっているところがあります。立ち入り禁止場所には絶対に入らないでください。
夜間の一人歩きは大変危険です。ご自身の安全が守れる範囲で行動しましょう。
夜行性の動物が、道路に飛び出してくることがあります。車は安全速度を守って運転しましょう。
車で観望場所に着いたら、ヘッドライトは早めに消し、アイドリングは最小限にとどめましょう。


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