軌道の全周で観測でき、ときおりバーストを起こして増光することがしられているシュワスマン・ワハマン第1彗星が、最近増光し11等台になっています。
各種データは以下のとおりです。
光学系:ビクセンR200SS 直焦点
架台 :ビクセンSP-DX赤道儀+ノブオ電子天体自動導入コントローラーPyxis
カメラ:SBIG ST-6 露出60秒
日時 :1996年2月22日 午前1時20分30秒(JST)
撮影地:埼玉県蓮田市
撮影者:船本 成克(STARGAZE)
800mm+ST-6では、単なる恒星状にしか見えませんね。彗星は現在ろくぶんぎ座にいますので、夜半ごろに南中します。
いつまでこの増光が続くかわかりませんが、観測可能なかたは以降の様子も是非追いかけましょう。