10/26
風邪をひいております。今週あたまからのどの調子がおかしくなり、週末には鼻風邪に移ってきて、のどもガラガラ状態です。お客さんとちょっと長話をすると、すぐ声がひっくりかえってしまいます。これでものどは強い方のはずなんですが、けっこう辛い状態が続いています。薬がききはじめるとそうでもないんですが、のどはずっといがらっぽいままなんですよね・・・。
今、外はこがらし1号が吹き荒れています。天気はすごくよくて、冬の星座も東の空からにぎやかに顔をのぞかせています。Hale-Bopp彗星は夕方の南東の空になんとか居残っている状態ですが、へびつかい座の中型球状星団M14とのランデブーがここしばらく楽しめます。今日は残念ながらまだ宵のうちは雲がかかっていて見ることができませんでしたが、明日は関東地方は一日晴天のようですから、宵のうちに是非スタンバイして見てみてください。チャートはこちらに用意してありますのでご覧ください。
今回このチャートはMegaStar Ver.2-Jで作成しましたが、いよいよVer.3-Jもリリース予定です。ただいま日本語化の真っ最中です。詳しくは近いうちにこのページでもご案内しますが、特に星雲の表示方法などに大きな変化があります。もうしばらく御待ちくださいね。
私の家は、JR東北本線(宇都宮線)から100mほど入ったところにあります。音楽などをかけていなければ、列車が通る音も聞こえます。貨物列車も数多く走っていますので、1日に数本走る石油を満載にしたタンク車や苫小牧や石巻からくる紙貨物列車が通るときは、わずかですが家が揺れます。そんな東北本線ですから、ときどき珍客がやってきます。今日の昼にやってきたお客様は、今度東北新幹線に接続して改行する「秋田新幹線」用の新型車両E3型の回送列車です。田沢湖線の全線と奥羽本線の一部の盛岡−秋田間の工事を現在行っており、来年3月に開業の予定になっています。試作車の5両はすでに試運転を行っていますが、営業運転では16編成が運転されることになるため、量産車が15編成80両製造されています。
鉄道車両は全国に数カ所の専門工場があり、自社で車両製造を行っている数社をのぞいて、各鉄道会社からこれらの専門工場に車両製造が発注されます。発注から完成までは半年から1年くらいが一般的で、完成してからその車両が運転される場所まで回送されます。回送の方法はさまざまで、道路を専用のトレーラーで運送したり、船積みされて近くの港から陸送したりする場合もありますが、もともと鉄道を走る車両ですが、一般の貨物列車と同様に線路の上を回送してくる場合も多いのです。
今回のE3型は、兵庫の川崎重工で製造され、昨日の昼に兵庫を出発して東海道線を東上し、武蔵野線経由で東北線に入って、明日の朝、仙台の東北新幹線の車両基地に到着します。通常の新幹線車両の場合、車両限界(大きさ)の関係で在来線の線路上を回送することはできないのですが、秋田新幹線や山形新幹線の場合は車両の大きさは在来線と同じなので、このような輸送方法が可能になるわけです。しかし、線路の幅は異なるので、回送の間だけ仮の台車をはいて輸送されています。この方法は、線路の幅の違う私鉄の車両を輸送するときにも使われる方法で、台車だけは別の輸送方法で運ばれています。
これからしばらくの間、この川崎重工(兵庫)や東急車両(横浜)・日本車両(豊川)などから続々と回送されてきます。皆さんが普段使っている線路にも、もしかしたら走るかも知れませんよ(^_^)。
10/20
独り言のサーバーを、独立したHomePageにして移転しました。メインページの容量確保のための処置です。同時に、ちょっとリニューアルしてみました。私の楽器(今回はオーボエ)を吹く姿もついに公開してしまいました(^_^)。あんまり見られたくないので、隅っこの方に追いやってますけどね(^_^)。
そして、伝説の(かってに伝説にしている)接食ビデオ。1994年11月30日のスピカの接食の映像も新たに公開しました。まだご覧になったことのない方は、こちらからダウンロードしてください。Internet Explorerではこのままではダウンロードできないんですね・・・。HomePage作ったときから公開するべきだったんですよね。思い出すのが遅すぎた(^_^)。今回これを思い出したのは、今日この接食があるからなのです。やぎ座の27G星(6.1等)が隠される現象で、月の南の端をかすめていきます。接食は、地球上の場所によって見える場所が決まっていて、月の移動に合せてその場所が帯状になります。今回の接食の場合は房総半島を横断して三浦半島と伊豆半島をかすめていきます。今日は、三浦半島の先端付近での観測になります。
お天気もなんとか持ちそうですしね。お預けになっていた他の機材のテストもいっしょにやっちゃおうっと(^_^)。
10/18
ちょっとご無沙汰になりました。
秋ですね。とてもすごしやすい季節になりました。明け方から朝にかけては空の方も透明度が良くなってきて、朝起きたときの青い空がとても気持ちがいいですね。でも、夕方から夜にかけて雲が出てしまったり、晴れていても透明度が悪かったりと、今一つ星を見に行く気にならない天気が続いています。皆さんの方ではいかがでしょうか?。
10/12には、誠報社主催による山梨県高根町の大泉清里スキー場の駐車場での清里大観望会が行われました。が、あいにくの天気で、私が着いた15:00ごろはまだくもっていたものの、暗くなりはじめた18:00ごろからは雨も降り出して、最悪の天気となってしまいました。テントの中で雨の中参加したメーカーとして、武藤工業と昭和機械といっしょに冷却CCDと自動導入のセットのデモをした程度で、雨が強くなってきた22:00ごろ引き上げてしまいました。
月の細いいまのうちに、いろいろな機材のチェックをやろうと思っているのですが、前述のような天気でなかなか足が動きません(^_^)。PICTOR201XTも新たに機材に加えて、より長時間の露出による撮影を試みようとしているのですが、結果をお知らせするのにはもう少し時間がかかりそうです。CCD制御+自動導入用デモ用にディスプレイ一体型パソコンを新たに導入しました。とはいっても、格安売りだし中のPS/V Vision2408です。486SLC66MHzにRAM8MBのスペックですが、これでも十分すぎるくらいですね。強引にWindows95を最小スペックで載せていますが、けっこう快適に動いています。VRAMが1MB載っているのがいいですね。Win95を強引に載せているのは、パラレルポートのアクセススピードの違いによるものです。速度がかなり早くなりますね。
さて、お遊びというわけではないのですが、新潟のお客様のところに伺ったついでに、私の大好きな国道352号線をドライヴしてきました。この国道352号線というのは、新潟県柏崎市と栃木県石橋町を結んでいる、これだけ聞くとどこをどう通っているのか解らないような国道です。新潟県内は一部未開通区間がありますが、小出町から奥只見湖畔を通り、いったん福島県にはいって尾瀬の裏側の方を通って、滝の原で国道121号線に合流。ここから栃木県の今市までは121号線に吸収されてしまって、今市から日光例幣至街道の杉並木を鹿沼まで行って、壬生を通って石橋に至っています。
この道は道路そのものが好きで、なんども訪れています。はじめて行ったのは、7年前のちょうどいまごろ。福島県側の桧枝岐温泉に友人達4人で行ったときのことです。ちょうど初雪のころで、粉雪の舞うなかまっくらな道を向かったのを覚えています。翌日、一面の雪景色の中をいけるところまで尾瀬方面に走ってみました。車の屋根には雪を乗せたまま走りだしました・・・が、それを忘れてサンルーフをが〜〜〜〜・・・。なんかいつもと様子が違うぞ?と思ったときにはもう遅い!。雪がサンルーフから「どさ」っと落ちてきました(^_^)。
その翌年、新車を買ったときの最初の長距離ドライヴにもこの桧枝岐を選びました。同じころに行ったのですが、この年は雪がまだ降っておらず、新潟県側に抜けることができました。まだ未舗装の区間や素堀りのトンネルが残っていて、改修工事が行われていました。この奥只見湖沿いの道は、川が道路の上を流れるようにできています。雨が降ると急激に増水する沢があちこちにあるため、これを橋でオーバーパスしないで、道の上を最初から流れるようにV字型に道路をコンクリートでかたどってあるのです。ですから、ちょっと水量の多いときに行くと、川の中にばしゃっと入ることになるのです。そんな道なので、バイクは通行禁止になっています。
で、今回は新潟県側から福島県側に向かいました。未舗装の区間はもうなくなって、素堀りのトンネルのところも、別のショートカットするトンネルができてしまっていました。でも、やっぱり電気が通ってなくてまっくらなトンネルです(^_^)。そして、何よりすばらしい紅葉!。道路がアップダウンするたびに、色加減が変わります。福島県側に入り尾瀬の裏側の入口になる沼山峠の付近は、一面すばらしい紅葉でした。ちょっと天気が悪かったのが残念ですが、低く垂れ込めた雲の変化と相まって、すばらしい景色を作っていました。
今月はイベントが前述の清里しかありませんでしたが、来月は毎週連続してあります。まず、11/3、清里のペンションスケッチブックで行われる「自動導入&CCD講習会」・11/9と16は野辺山の観望会があります。このため、16日に大宮で行われる冷却CCD観望会には残念なことに参加できないのです。そして、後半は副業(?)のほうがちょっと忙しくなります。また、結婚式が2件も重なって、11月はなにかと忙しい月になりそうです(^_^)。
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