4/15
4/12に来た大寒波はなかなかすごかったようで、うちも石油ヒーターが一日中動いておりました。寒波が抜けて翌13日。さぁどこに行って百武を見ようか。と午後3時ごろ自宅を出ていつも通り国道4号バイパスに出て北に向かいました。うちから新4号に出るときは茨城県三和町の柳橋交差点からはいるのですが、進行方向に大きな雲のかたまりが見えています。小山付近に差しかかるとかなりの高さまで雲が接近し、それも西からの季節風で山を越えてきた雲らしい。ということで方針を変更して国道50号に入り西に向かいました。西の方にはまったく雲は無く、とりあえず目的地を赤城山に定めました。
小山から走ること1時間で赤堀町を通過。県道に入り一路赤城山の登山道に向かいます。天気はなんの心配も無く、快調にエンジンを回して山を登り始めました。路肩に残雪が見え初めて「やっぱ寒いんだなぁ」と考えていると、標高900mを越えるあたりから路面にも雪が・・・。一応4WDなので登りはしますが、帰りが怖いぞ。その雪もだんだん多くなってきて、日当たりの悪いところでは路面全体に圧雪になっているところも現れてきました。ゆっくりと登っていき、「エネルギー博物館」のあるこの付近でいちばん高い所に到達しました。ここからは大沼に向かって下っていて北向きの斜面になるので、後輪にチェーンを巻きました。スタッドレスなんか3月中に脱いでしまいましたよ(^_^)。自分の車にチェーンを巻いたのは実に8年ぶり(!)になります。このエネルギー博物館のあたりからもたいへん良い条件で彗星が見える場所です。
山を少し下って大沼のほとりの駐車場に車を入れてセッティングします。見ると大沼はまだ全面結氷しており真っ白でした。やがて金星が見えてきて・・・・あれ、ちょっと方角間違ってたかな?。この場所では彗星がギリギリ山影に入ってしまう。しかし、もう時間が無いのでセッティングを済ませて彗星を捕らえました。双眼鏡で見た感じでは大きく広がった尾が視野をはみ出しそうなほど発達しているのがわかります。早速撮影を開始・・・しようと思ったら、赤道儀のモーターがまわらないじゃないですか。最初は寒いせいだから恒星時追尾は大丈夫と思っていたのですが、撮影しているうちに追尾もままならなくなっていることが判明。彗星も早々に山影に入ってしまったので、今日はしかたない・・・。と断念して山を下りました。途中、先ほどのエネルギー博物館の所でも彗星を見ている方にお会いしました。
ゆっくりと下って途中の県民の森駐車場(じゃないかもしれない)でチェーンをはずし、身軽になってからはガンガンに飛ばして帰ってきました。ところが、ガンガンに早いのはいいのですが、どうもエンジンブレーキが利いていない。うちの車は電子制御ATなのですが、DレンジではOD-OFFにしてアクセルから足を離すとニュートラル状態になってしまう。2レンジは普通にエンブレがかかって、1レンジには入らない。DレンジではODに入らない。つまり、2速と3速にしかギアが入らない状態なのです。とりあえず走るのには問題無いので、しばらく走ってコンビニに入ってエンジンを切る。で、再度エンジンをかけると、E-ATのインジケーターがいつも見られない「5回点滅」(といってもドリカムではない)をしました。本線に出てみると、ちゃんと元に戻っていました。なにが起きていたのかわかりませんが、おそらく電子制御部分に何らかのトラブルが発生したのでしょう。ディーラーと相談して何らかの対策を考えてもらいたいと思います。
さて、そんなわけで大失敗の赤城山でしたが、懲りずには昨日はまたまた福島まで遠征してきました。こちらはちょっと薄雲が通過したりしましたがまずまずの天気でした。写真の方は最近の天文現象・新天体情報等/百武彗星(C/1996B2)をご覧ください。まだ800mmの方は現在画像処理中で、今晩には公開できると思います。尾はどんどん長く大きく広がってきており、この85mmの写真ではもうはみ出しています。800mmの方は微細構造がよく出ていてなかなかの迫力です。もうちょっと待っていてくださいね。
話がかわりますが、近々このホームページが移転することになりました。詳しくは近日中にアナウンスしますが、いままで応答が悪かったのもだいぶ改善されると思います。この移転の機会に、少し模様替えをしようと思っています。何かお気づきの点やこういう情報が欲しい。などの要望を是非お寄せください。電子メールはstargaze@saitama-j.or.jpへお願いいたします。お待ちしております。
4/6
春ですね。うちの近所の川の土手には桜並木があって、市の商工会主催の「桜祭り」が行われています。ここ数日ちょっと冷え込んでいるので、まだ3−4分咲きといったところですが、多くの人で賑わっているようです。みなさんの所の桜はいかがですか?。
昨日は都内のある公営美術館にパソコンの納品にいってきました。美術館で開催するCG講座用の機材で、本体2台+周辺機器とソフトのセットでのご注文で、当社くらいの規模だとちょうど小回りがきいていいかな。というところでしょうか。とはいっても、私の車(1BOXワゴン)の座席を全部たたんでぎりぎり載るくらいの荷物でしたので、けっこうな量です。もちろんプリンタなども含めてEthernetに接続してあります。将来的にはISDNでつないでインターネットにも接続したいということで、公営の美術館としてはかなりがんばってやっているな。という感じでした。
百武彗星のほうはあいかわらずこりもせずに追いかけていますが、ここ数日は月の影響があるのでちょっと小休止でしょうか。4/3宵の画像はめずらしくST-6を使った3色合成をしました。なにぶんにも市街地なもので3色合成などのシビアな露出バランスが必要な物の場合、なかなかきれいに仕上がりません。今回は200mmカメラレンズを取りつけたのですが、色収差が少し出てしまったのと、各色ごとにカブリの入り方が違ってしまったため、バックの色がだいぶ不自然になってしまいました。ただ、彗星本体の色や尾の変化はよく表現されていると思います。市街地でこれだけの画像が得られれば充分という気もしますね。
昨日も月出までのわずかな時間に撮影を試みるため、日光戦場ヶ原に向かったのですが、案の定夕方から季節風が強くなって日本海側の雲が山を越えてきてしまっていました。時間的に山を下りる時間がなかったので、中禅寺湖の湖畔で撮影してみました。ときおり雪が舞ってくる状態で、条件としてはあまりよくありませんでしたが、双眼鏡でははっきりと姿を確認できました。雲の流れを見て短いカットをたくさん撮ってみたので、なんとか写っているとは思いますが、満足行くものではないんじゃないかな・・・。という感じです。今日も中仕事を早めに切り上げて北に向かってみようと考えています。
鶴見線のクモハ12以来私の写真が出ていないので、また電車ですが出してみました。昨日日光に行って杉並木街道を走っていて思い出したのですが、東武鉄道の往年の特急車5700系の写真です。冬の夕方に日光の山並みをバックに浅草に向かう快速急行の写真です。昭和26年に製造されて以来、実に46年もこの姿で走り続け平成4年に廃車になった化石のような列車です。私はこの電車がとても気に入っていて、「走るぞ」という情報を聞くとなんどとなく撮影に行ったものでした。
ホームページの方は、東京都の蟻川さんから「タイトル画面に画像があったほうが」というご指摘をいただいたので、早速いままで汚かった当社タイトルを百武彗星の写真に入れ換えてみました。いかがなものでしょうか?。また、Niftyserveの方から佐藤慶太さんよりメールをいただきました。鶴見線のさよなら運転にいかれたとのこと。当日は052と053の両方が運転されて、朝の出庫車は2両併結になっていたようですね。しばらくは大井工場あたりで保存されるようです。
それから、各社CCDの画像サンプルがひそかに増えています。まだご覧になっていない方は是非見てみてください。ビットランのカラーCCDによるものも新たに登録してあります。
そして、当社のオフィシャルメールアドレスも変更になりました。いままでのNiftyのアドレスももちろん使用できますが、なるべくstargaze@saitama-j.or.jpのほうをご使用ください。
Stargazerの独り言へ戻る