今回の月食の起こる時間は上の表の通りです。左の画像は東京での月の欠け方のシミュレーション画像です。他の地方でも、ほとんどおなじように見られます。全国的に東の空の高いところで見られますから、とても見やすい天文現象になります。
今回の月食は、最も月が大きくかけるときでも月の直径の約7%と、欠ける部分は少ない月食です。しかし、その変化は肉眼でも十分確認できます。但し、満月はたいへん明るくまぶしいため、日中使用するサングラスなど、少し光を暗くするものを使うと、月の欠け際がわかりやすいかもしれません。
さらに、望遠鏡や双眼鏡を使用すると、欠け際のクレーターの様子などもお楽しみいただけます。10月の星空紹介のページでは、月食の観測にも最適な望遠鏡を揃えております。是非この機会にお買い求めいただき、宇宙で繰り広げられる天体ドラマを、ご自身の目でごゆっくりお楽しみください。
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