●冬の星雲星団 ファインディングチャート この図は1月10日の午後9時(12月10日なら午後11時・2月10日なら午後7時)ごろ、南の空を見上げた状態の図になっています。時間と場所に応じて図を回転したりしてまわりの星と対照して探してみてください。 ぎょしゃ座のM36・M37・M38は、ぎょしゃ座の5角形(1〜3等星)を見つけて、その南よりのまん中付近にファインダーを向ければ、容易に見つかるはずです。空の明るい場所などでファインダーで見つけることができない場合は、ぎょしゃ座γ星(γAur)から赤緯微動で真北に8度ほど進めると、M38が視野に入ってくるはずです。また、ぎょしゃ座θ星(θAur)から一旦赤経微動で1度東の4等星を視野の中心に入れ、そこから赤緯微動で南に5度ほど移動させるとM37を見つけることができます。いずれの見つけ方でも、なるべく視野の広いアイピースで周囲を探してみてください。 この付近には、この他すぐ近くのふたご座散開星団M35もとても見ごたえのある星団です。また、おうし座のすばる(M45)やオリオン大星雲(M42)も是非見ておきましょうね。 |